いづみ寮について

いづみ寮についてabout

暮らしに寄り添い支える
障害者支援施設

社会福祉法人旭川荘のグループである「いづみ寮」は、知的障害のある18歳以上の利用者が入所・通所する障害者支援施設です。
生活支援員であるスタッフが障害の重い人や高齢の障害者の生活と日中の活動を支えながら、
文化芸術活動やパラスポーツを通じて、一人ひとりがいきいきと輝ける暮らしの実現を目指しています。

いづみ寮で生活や活動を共にするのは、支援度の高い20代後半から80代前半までの約70名。
高齢になった入所者が住み慣れた環境で穏やかに暮らし続けられるように、
グループ内の病院や診療所とも連携し、利用者とそのご家族に安心・安全をご提供しています。

いづみ寮について

主なサービス・特徴

短期入所支援事業(ショートステイ)

短期入所支援事業(ショートステイ)

自宅で生活する18歳以上の知的障害者を短期間受け入れています。ご家族の病気やその他の理由により、自宅での生活支援が困難になった場合にご利用いただいています。他の入所者と一緒に生活や日中活動をしながら、支援度に応じたサポートを行います。

日中一時支援(レスパイト)

日中一時支援(レスパイト)

ご家族による日中の生活支援が難しい場合などに、18歳以上の知的障害者をお預かりしています。生活の支援だけでなく、さまざまな日中活動を通じて、人と関わる活動の場を持ち、生きがいの創出につなげます。

グループホーム

グループホーム

暮らしの中で利用者の個性や自立を尊重できるよう、個室での生活や少人数グループでのユニットケアを推進し、旅行などの余暇活動も一人ひとりの希望を生かせるように努めています。

文化芸術活動

文化芸術活動

園芸・窯業・手工芸・創作・環境福祉の各活動グループを編成し、創作活動に力を入れています。アート作品は旭川荘アートギャラリーや「きらぼし★アート展」で展示され、施設内の陶器工房「祗園窯」で製造されたカップや皿などの食器は販売も行っています。

障害者スポーツ

障害者スポーツ

卓球台とピンポン球を使ってバレーのように戦い、障害のある人も、高齢者や子どもも一緒になってプレーできると、近年人気が高まっているパラスポーツ「卓球バレー」に力を入れています。

その他にも、居宅支援サービスとして短期入所、日中一時支援事業も行っています。

ご利用案内

  • 出身地(保護者の居住地)の市町村役場で施設支援費の受給申請をしていただき、支給決定の後、受給者証が発行されますので、その後施設と利用契約を結びます。
  • ご利用希望の方は利用契約にあたり、見学を含め、事前に面接をさせていただきます。
  • 事故や病気に備えて、可能な限り保険や共済制度に加入していただくようにしています。
  • 障害基礎年金の管理は、本人からの委託で、原則施設で管理させていただきます。管理費用は実費負担していただきます。

一日の流れ

いづみ寮での普段の生活をご紹介します。
※全8ユニットのグループがあり、タイムスケジュールは目安です。

職員朝礼

職員朝礼 8:30

夜間の報告、日勤スタッフへの申し送り。

生活支援(利用者 朝の集い) 8:45~9:45

身だしなみを整え、検温・血圧測定などの健康チェックを行います。

アーティスト(創作)活動

午前の日中活動 10:00~11:30

「クリエイト(手工芸)」「窯業」「ファーマー(園芸)」「アーティスト(創作)」のほか、特に支援度の高い利用者が絵画や創作に取り組み、ウォーキングなどで健康維持を図る「ムーブメント」「ゴーイング」の全6グループに分かれて活動します。

休憩

休憩

昼食 12:00~13:00

日中活動

午後の活動準備 13:00~13:30

午後の日中活動 13:30~15:00

午前の日中活動の続きを行います。

入浴支援

入浴支援・自由時間 15:00~16:00

複数スタッフの入浴支援を必要とする特に支援度の高い利用者が入浴します。

余暇 16:00~

夜勤スタッフ出勤。

夕食

職員終礼 17:15

日中の報告、夜勤スタッフへの申し送り。

夕食 18:00~19:00

入浴支援・就寝準備・余暇 19:00~21:00

支援度の高くない利用者が入浴します。

就寝 21:00

運営の基本方針

  1. 一人一位の個性に応じた支援目標の設定と実行
  2. 就労および地域生活への移行促進

支援サービスの基本理念

  • 安心して暮らせる施設支援サービスを提供します。
  • 利用者の意向を尊重し、地域生活への移行促進と地域支援サービスの充実に努めます。
  • 強い行動障害や重複した障害を持つ人には、心理・医療との連携で問題の改善に努めます。
  • 利用者への情報提供を充実し、自己選択、決定を尊重し、苦情への対応を積極的に行います。
  • 生活の環境改善(個室化と小規模の生活ユニット化)を進め、個々のニーズにそった個別支援計画の作成と支援サービスの提供に努めます。

施設概要

旭川荘いづみ寮
施設名 社会福祉法人 旭川荘 障害者支援施設 いづみ寮
所在地 〒701-2155 岡山市北区中原664-1先
TEL 086-275-1816
FAX 086-275-5646
定員 施設入所支援事業 75名
生活介護事業 80名
短期入所事業 3名
日中一時支援事業 2名
共同生活援助事業 59名

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沿革

昭和48年11月
昭和48年11月 知的障害者更生施設いづみ寮開設定員70人---
昭和53年4月
53年4月 重度棟(ラベンダー)開設定員100人---
昭和54年4月
54年4月 職能訓練センター開設(いづみ寮に併設)
平成2年4月
平成2年4月 半田町グループホーム開設(定員4人。平成3年にぎおんハイツへ移管)
平成4年4月
4年4月 自活訓練棟(さざんか)開設
平成5年4月
5年4月 強度行動障害特別処遇事業(レインボー)開始定員104人---
平成12年4月
12年4月 生活ホーム(カトレア)開設(定員4人。平成16年度廃止)
通所部開設(入所定員減への取り組み)
入所部
定員98人
通所部
定員6人
平成13年10月
13年10月 上ノ原グル―プホーム開設(定員6人)入所部
定員94人
通所部
定員12人
平成14年10月
14年10月 中井グループホーム開設(定員4人)入所部
定員90人
通所部
定員18人
平成15年10月
15年10月 今在家グループホーム開設(定員4人)入所部
定員86人
通所部
定員22人
平成16年4月
16年4月 施設外での自活訓練事業(古谷ハウス)開始
平成17年4月
17年4月 上ノ原第二グループホーム開設(定員4人)
平成17年5月
17年5月 小規模生活棟2棟(グループハウスさくら・もくれん)完成(個室化の推進)
平成18年4月
18年4月 祇園グループホーム開設(定員4人)入所部
定員86人
通所部
定員22人
平成18年10月
18年10月 グループホーム再編いづみ寮地域生活ホームとなる(地域生活ホーム定員23人)
平成19年4月
19年4月 今在家第二ホーム開設(定員2人)
平成21年4月
21年4月 下ノ原ホーム開設(定員2人)
平成22年4月
22年4月 障害者支援施設に移行
平成28年4月
28年4月 ぎおんハイツ地域生活ホームを統合し地域支援課を開設
平成29年3月
29年3月 ポプラ棟竣工(建て替え工事による)入所部
定員75人
生活介護
80人
平成31年4月
31年4月 いづみ高島ホーム統合(いづみ地域生活ホーム30人、ぎおんハイツ地域生活ホーム29人)